さくらの花びらが
こぼれそうなくらい 咲き乱れ
春を待ちわび 疲れきった私たちに
心の春を届けてくれる
妖艶で繊細な輝きは
私の心を ただただ
はらはらどきどきさせる
さくらの花びらが
きらきらひらひら舞いながら
ピンクの絨毯となるとき
私はなんだかほっとする
こうして地上に
こうして人々の心に
希望と喜びの花を咲かせるために
あなたもやはり
冷たい風に耐え
凍えそうな冬を越し
そうして春を迎えたことを
私は知っているから
あなたが土にかえる
あなたがふるさとへかえる
ゼロになる
そして華やぎと喜びの記憶とともに
心満たされ
あなたは しばし 安らぎの眠りについている
廻り来る春に向かって

