第二部「五つの原子の物語」原作者でもあるジョバンニさんをお迎えし
たくさんのお客様に囲まれ本当に幸せだった。
一日目とは出演者のテンション、心身の状態も全く違う。
初日を終え皆の気持ちも様々に変化したのだと思った。
ひとつとても不思議な体験をした。
初日に鳴りの悪かったグラスハープ。この日もそのことを一番
気に病んでいた私。
グラスの中に入れる水の水温や室温など繊細に反応してしまう。
初日は鳴らないことの不安や焦りの波動が彼らにも伝わり
余計によくない方向へいっていたのだと思う。
そのことに気付かせてくれたのはこの公演で受付から譜めくりから
私の片腕となって支えてくれていた生徒さんでもあるみなみちゃんの一言。
「先生、今日はグラスに水を注ぐとき、綺麗だよ!ありがとう!って
言いながら注いであげてね。そうしたらきっと大丈夫!」
グラスに不信感さえいだいていた私にとってそれは
とても衝撃的な一言だった。
チェンバロの調律が終わる頃、水の原子・きゅうたろうさんが
心をこめて水を調達してきてくださりいよいよグラスに注ぎ始めた。
「ありがとう!とっても綺麗だよ。美しく響いてね♪」
ひとつひとつのグラスと水にそう語りかけながらの調律。
嘘のようにグラスが美しく歌い始めた。
初日グラスがうまく鳴らなかった一番の原因は私の心にあったこと、
そして言霊の素晴らしさを改めて知らされた。大きな学びであった。
本番のスタート。
一部の循環をテーマにした歌をソプラノの黒木さんと主人とが演奏。
私はその中でも「雨」という曲が大好きだ。
雨の音が聞こえる
雨が降っていたのだ
この音のようにそっと
世のために働いていよう
雨の上がるように
静かに死んでいこう
私も「雨」のように生きたい
第二部「五つの原子の物語」
俺の中に存在する個性溢れる五つの原子たちが役者、歌い手を通して
生き生きと顔をだす。雅さんの色彩溢れる音楽を奏でながら
私まで嬉しくていつもより少し雄弁になった。
彼らの気持ちが直に伝わって私を通じて音が対話する。
音楽がまるで言葉のように感じられてそれは今までに
体験したことのない不思議な感覚だった。
雅さんの音楽は本当に素晴らしいと改めて感じた。
そして何より嬉しかったのはお客様も共に感じ舞台を作り上げて
くださったこと。
本当に幸せなことでした。
作り手として未熟な点、お聞き苦しい点など多々あったにもかかわらず
あたたかい拍手をいただきこの場をおかりして改めて
心から感謝申し上げます。
今回は初のオリジナル作品に挑戦。
公演を迎えるまでは本当にたくさんのストーリーがありました。
最後までこのメンバーで作品を作り上げられたことに心から
感謝いたします。
原作・ジョバンニさん、作曲・大谷雅さん、俳優・外川貴博さん、
きゅうたろうさん、ソプラノ黒木由紀子さん、テノール・川瀬幹比虎さん、
本当にありがとうございました。
公演に向けてお手伝い頂きました、中井さん、みなみちゃん、
御世話になりました。
今回の学んだたくさんのことを胸に抱き、これからも心技体を磨き
皆様にお喜びいただけるよう精進してまいります。
心から感謝を込めて・・・
写真:三日間御世話になったスラング・ヘアスタイリスト・
笹原さんによる作品☆笹原さん、ありがとうございました!









