頂いた日記帳から始まる。
ピンクの可愛い絵日記だった。
初めてのことでなんだか心が躍り、早速四年生になった時、
担任の市先生に日記を提出した。
先生は赤いボールペンでコメントを必ず一言書いてくださり
帰りの会が終わると手渡してくださる。
そのコメントが幼心に楽しみで仕方なかった。
ある時は、スーパーの漢字、「西友」を教えてくださったり、
お友達と喧嘩をした日記を読めば和解へのアドバイスを
親身にしてくださった。
先生との交換日記はこうしてスタートしたのだった。
大好きだった市先生は残念なことにたった一年で転任してしまったが
担任の先生が変わってもその想いを引き継いでくださった後任の先生と
卒業時まで続いた。
今思うと根気強く私の日記を読みお付き合いしてくださった先生方に
感謝を覚える。
今では私の宝物になっている。
思春期に入ってからはさすがに先生とのものではなく、
自分自身を内観するためにペンをとった。
自分の思ったことを素直に口に出すタイプではなく内向的な性格だったので
ノートへ向かうことで心のバランスをとっていたのだろう。
学生時代はやはり恋する胸の内の告白や、読んだ本のこと、
感動した音楽のこと、将来の夢や不安、
そして大人や社会に対する憤りなど日々の出来事を赤裸々に語っていた。
今思い返すと日記は私にとって最良の友、親友だったのだ。
しかし、結婚した途端、全く付けなくなってしまった。
以来長い時を経て・・・
今こうして時代は移り変わり自らのホームページを持つことができ
再び日記を付けている。
もちろん心静かに内観するひとときには変わりないが
自分だけの小さな世界ではなくなった。
お読みくださる方々いて、様々な想い、時、世界を共有してくださっている。
なんて幸せなことだろう!
最近「ひとつ」なんだなと強く感じる。
「世界はひとつ」
この広い世界の中で皆さんにお会いできたこと、
やはり今日も感謝を覚える。
私と日記。
今は「ひとつ」になった。
写真:再びちゆちゃんと☆


